前回の記事で話したように、今回はS&P500連動する3つの指数を徹底比較していきたいと思います!
単純な結論:「SPY, IVV, VOOどれも変わらない」
はい、終わりましたw えーw
色んなブログの記事やyoutubeの動画を読んでましたが、こんなしょーもない結論を長々と言ってるだけでした。 ←ディスってます。おいw
ごとーの時間を返せよw
クリックした私達の時間も返せよ!
この記事は、そんな結論で終わってません!
安心して!笑 その先にもう2歩くらい踏み込んでいきます!!
前提条件:「ほぼ一生向き合う=結婚」レベルだと覚悟を決める事。
安易な気持ちでこの記事は読まないでください。
ごとーは今回のETFを選ぶにあたって、3ヶ月位調べまくりましたが、正直まだ悩んでいます。
あなたも自分の収入や感情を整理して、本当にコレで良いのか?を考えてみてください。
それぞれの基本情報
※S&P500に連動するものだけでETF比較しますので、構成銘柄などは既知とさせていただきます。
※以下の画像は、当日のすべて同時刻(差は数十分くらい)です。
SPY



IVV



VOO



差分から、特徴を探る
海外に比較できる良いサイトがありますので、一旦コレで。
ただ注意したいのは、過去36ヶ月分しか最長で見ることが出来ません。


すべてS&P500に連動するため、パフォーマンスとしては差はありません。
表でまとめます。
ETF | 運用会社 | 設立年 | 現在価格 25/JUL/’20 | 手数料 | 運用資産残高(AUM) | 取引数(Ave. volume) |
SPY | State Street SPDR | 1993 | $322.96 | 0.09% | $291,944,143 | 94,010,344 |
IVV | Black Lock | 2000 | $324.20 | 0.04% | $206,178,354 | 5,143,981 |
VOO | Vanguard | 2010 | $296.74 | 0.03% | $155,551,792 | 4,428,302 |
老舗のSPYは最も取引数が多いです。これは昔からいる大口や機関投資家が売買しているからと思われます。
SPYが1993年からありますが、日本のETFの第一号は1995年なのでそれより古いものとなっています。
最近のVOOは業界一安い手数料を武器に、追い上げが激しくIVVに迫ろうと言う勢いですが、運用資産はこの中では一番少なくSPYの半額程度です。
IVVはどっちつかずですが、手数料も安く、運用資産もそこそこあります。
ここまで似ていると、あとは「分配金利回りの差」になってくると思います。
そこで…
分配金がおかしな事になっている?
色んなサイトを見ていて気になったことがあります。
たくさんのyoutuberやブロガーがなぜこのような大事な情報を発信しないのか不思議です。
念の為ですが、このスクショは同日のものです。(24/JUL/’20現在)
年間分配金利回り | 各公式HP | SBI証券 | 楽天証券 | ブルームバーグ(有名な経済サイト) | 4記事平均 |
SPY | 1.75% | 1.77% | 1.7516% | 1.69% | 1.7415% |
IVV | 2.04% (過去12ヶ月分) | 1.94% | 2.3326% | 1.56% | 1.96% |
VOO | 1.90% (記載なし,運用報告書より過去12ヶ月分合算) | 1.79% | 1.7784% | 1.69% | 1.7896% |
なにこれ!バラバラやん!? どゆkt?????
そうなんです、バラバラなんです…
普通に「0.1%~0.8%」くらい違います。
3つの手数料が0.03~0.09%の差なのに、これはやばいです。
サイトに寄って利回り10倍も違うとか、マジで引く…
ここから言えることは、「分配金は公式HPを見るのが一番正しい」といえます。
やっぱり公式が一番信用できます。ちゃんと運用報告書みましょう。
IVVとか計算おかしいでしょw
VOOも全体的に過小だし。。。
楽天の人・ブルームバーグの人、教えて下さい。この%の計算方法を。明らかに間違って?ますよ。。しらんけど。
ソースも載せときます。






3つの内、何にするの?問題 遂に終止符!
以上より、表にまとめました。
また表ですか…w
はい、許してください。w
◯(よい)が2点、△(普通)が1点、✕(そんなに)が0点です!
手数料 | 利回り | 年率パフォーマンス | 信頼性(年数) | 総合評価 | |
SPY | ✕ | ✕ | ◯同じ | ◯ | 4点 |
IVV | ◯ | △ | ◯同じ | △ | 6点 |
VOO | ◯ | ✕ | ◯同じ | △ | 5点 |
※あくまで、この3つでの比較です。
見て分かるように、ごとーは「IVV」を選ぶことにしました。
(最後の最後に、データというより感覚が入ってますね…w)
実際、3つの比較より「いつ」「どのくらい」買うかで、パフォーマンスは大きく差が付きますね。
どの証券会社経由で買うか?
はい、分配金のズレ?がこんなにあるとはびっくりしました。
これからは、「いつ」「どのくらい」買うかという点にフォーカスしていきたいと思います。
やっぱり脳死投資より「考えて投資」するのが強いんですね。勉強しよっと!
まずは、今回わかったことを整理すると…
公式HPに一番近い分配金利回りを表示してくれている「SBI証券」が一番信頼できます。
前提として、「ほぼ一生向き合う」ETFなので、購入する窓口もそれなりに信頼できないと嫌です。
ごとーはSBI証券に決めます。
これで「どの証券口座で買うか」は決まりました。
次に「いつ」です。
これは、ここでは語りきれないですし、ごとー自身も分かっていないので、これからに期待してください。
ごめんなさい。一緒に勉強しましょう。w
最後に「どのくらい」です。
これは、前回の記事で「手数料」の話があったように、ほぼ答えが出ています。
それは…
- 取引手数料を最小に抑えること
- 為替手数料を抑えること
- 信託報酬を抑えること ←IVVは0.04%で決定とします。
取引手数料は、S&P500連動ETFなので、無料です。最強。
為替手数料は、「為替変動」と「スプレッド」の2つがあります。
前者は「1ドル=90円〜120円」みたいな話で、後者は「1ドルあたり25銭」みたいな話です。
為替変動については、「いつ」と同じくらい難しい問題なので、この際無視します。
まだそこまで市場を読めるレベルではありませんので。
次に、スプレッドについては、解があります。
それは住信SBIネット銀行を利用し、そこでドル転することです。
宣伝になるようで嫌ですが、どうやら通常25銭かかる手数料が4銭になります。
0.25%の手数料が0.04%になります。しかも売買の往復分。
つまり円に戻すことを考えれば、0.5%と0.08%の手数料差が生まれます。
コレはでかい。
散々、信託報酬がSPYが0.09%だ、VOOが0.03%だ…と言っている中での、
片道0.21%の節約です。まじで桁違い。やるしかありません。

ごとーの結論:銘柄はIVVを「住信SBIネット銀行でドル転→SBI定期購入」
楽天は便利でよく使っているのですが、今後積み立てていくという前提になると信頼できないので、止めました。(利回りの誤差がやっぱり響いてます…)
SBI証券で、しかも住信SBIネット銀行を使う。という結論。
なんともスマートに落ち着いた。w
ちなみに2020/7時点の結論なので、またなんかあれば考え直します。
…でもIVVはもう止まらないかもしれない(40年コースw)
Have a great life!
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